NHK大河ファンタジー、綾瀬はるかさん主演の『精霊の守り人』。
三部作の三作目、最終章が2017年11月、ついに始まります。
この記事では、本作品についてや、放送開始日、そして新たに加わったキャスト・花總まりさんについて書いていきます。
「精霊の守り人」とは
『精霊の守り人』 は、上橋菜穂子さんによる異世界ファンタジー小説です。
「守り人シリーズ」と呼ばれ、原作では他に「闇の守り人」「夢の守り人」などがあります。
ドラマではタイトルこそ『精霊の守り人』ですが、全話をドラマ化しています。
30歳児の女性用心棒が主役という、児童文学の中でも珍しい話です。
あらすじ
バルサというカンバル人の短槍使いの女がいた。
バルサはある日、一人の少年が川に流されているところを救う。
彼は新ヨゴ皇国の第二皇子・チャグム。チャグムは帝に暗殺されそうになっており、バルサは彼を連れて逃げながら生きる術を教える。
やがてチャグムは皇太子となり、バルサは育て親の敵であるカンバル国王暗殺未遂の罪でお尋ね者となる。
最終章の今シリーズでは、バルサとチャグムは再びともに旅をすることになる。
…というあらすじなのですが、異世界の話だけあって精霊の卵をその体に宿した守り手、なんていう設定も盛り込まれ、国同士の争いもあり友情・信頼の絆もあり、とても壮大なスケールの話です。
キャストでは、ほんわかとした魅力の綾瀬はるかさんが槍の使い手である用心棒、という珍しい役どころ。
また、5時間かけた特殊メイクで完全に呪術師の老女になっている高島礼子さんも見逃せません。
ロタ王国の君主・イーハンはディーン・フジオカさん。悩める心優しい男を演じます。
他にも、ヨゴ帝国の帝には藤原竜也さん、その妃には木村文乃さん
チャグムには『ソロモンの偽証』で第25回日本映画批評家大賞新人男優賞の板垣瑞生さんなど
若手からベテランまで人気・実力ともにある方々がキャスティングされています。
放送が楽しみです!
◎見逃し配信はこちら→精霊の守り人
放送日はいつから?
2017年11月25日(土)に放送開始、と公式サイトで発表がされています。
http://www.nhk.or.jp/moribito/
毎種土曜午後9時から連続9回の予定です。
2018年1月中旬まで、毎週土曜日夜9時は目が離せません。
新出演者「花總まり」とは
今シリーズの新キャストとして花總まり(はなふさ・まり)さんが加わることが発表されました。
公式ホームページでもその役どころがすでに載っています。
まずはユーカとはどのような役なのか簡単にご紹介します。
ユーカは、バルサの父・カルナ(上地雄輔さん)の妹でバルサの叔母です。
カンバル王国の、今は亡きジグロ王の秘密、そしてカンバル王国の過去についてバルサに語り、話がまた新たな展開を迎えるキーポイントであり、大事な人物です。
次に、花總まりさんご本人について。
華やかなお名前から察せられるとおり、花總まりさんは宝塚のご出身です。
星組、そして雪組、宙組と組を移りながら何と12年も娘役トップの座に君臨をした「女帝」です。
今でもなお、宝塚の娘役の間で憧れの人として名前があがります。
トップ時代に相手役を務めたのは一路真輝さん、高嶺ふぶきさん、轟悠さん、姿月あさとさん、和央ようかさん。
12年にもわたりトップを務めた存在は他にありません。
花總まりさんといえば「エリザベート」そして「カルメン」です。
2016年、帝国劇場での「エリザベート」ではエリザベート役を蘭乃はなさんとともに、Wキャストで演じました。
この舞台には、宝塚出身者がとても多く出演しています。
http://www.tohostage.com/elisabeth/dvd.html
キャストを見ただけで「ああっ」と思ってしまう豪華な舞台ですね。
おわりに
新キャストを迎えてますますパワーアップ。
さらに壮大な話が広がる『精霊の守り人』ですが、公式サイトによると11月18日(土)に、「もうすぐ『精霊の守り人~最終章』みどころ満載SP(仮)」が放映されます。
今までのまとめや、今シリーズの見どころなどが見られるのでしょうか。
こちらも合せてチェックしてみましょう!
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